2014
07.15

TAXMAN

THE BEATLES, THE BEATLES RYLICS

本国での7枚目にあたるオリジナルアルバム『リボルバー』の1曲目に収録されているアップテンポのナンバーです。作曲者のジョージ・ハリスンがリード・ヴォーカルをとり、ジョン・レノンとポール・マッカートニーがコーラスをつけています。

このアルバムの前作にあたる『ラバー・ソウル』のレコーディング・セッションから半年の期間を経たのち開始されたこのアルバムのセッションは、さまざまな試みが盛り込まれており、そのあおりなのか?このアルバムの収録曲がライブで演奏されることはありませんでした。この頃のビートルズのレコードは、当時の機材…さらには、4人というメンバー構成での再現は難しくなっていたのだと思います。

Revolver

Revolver


この曲『Taxman』は、1966年4月20日、アビイ・ロード第2スタジオで録音。この日、4テイクを録音しましたが、このテイクは破棄されました。同日に『And Your Bird Can Sing』も録音が開始されています。

翌日、1966年4月21日。リメイクを開始。この日は、この曲のみに費やされ、まず第1~第10テイクはリズムトラックの録音に専念。ようやく第11テイクでジョージのヴォーカルが入ったが、この時点では冒頭のジョージによるカウントも、終盤のジョンとポールによる「ha,ha, Mr.Wilson」などのコーラスも入っていませんでした。このコーラスの部分には「Anybody Gotta bit of money?(誰か金持ってねぇかいっ?)」というコーラスが挿入されていました。

翌日の1966年4月22日。カウベルと「ha,ha Mr.Wilson」の部分のコーラスが、オーバーダビングされました。この段階ではまだエンディングの部分のギターソロは空白のままでした。

そして1966年6月21日。モノ・ステレオの両方のミックスダウン時、エンディングにギターソロ部分が追加されました。これは、曲中盤で出てくるギターソロ部分と全く同じものをテープ編集で挿入したものです。このギターソロは、実は……ジョージの曲にもかかわらずポールが弾いています。

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